Column開発秘話
ご当地キャラメルOEMとは — 小ロット約6,500個から、地域の味を18粒に
オリジナルのキャラメルを作りたいと考えて検索すると、多くの場合、市販キャラメルの箱にロゴを印刷する「名入れノベルティ」のサービスが見つかります。手軽な方法ですが、中身は既製品のミルクキャラメルのままです。

「箱に名前を入れる」のではなく、「中身から作る」という選択肢
安部製菓のご当地キャラメルOEMは、これとは異なるアプローチです。キャラメルそのものを、お客様の地域の素材や看板商品の味・色で一から設計して製造します。箱のデザインだけでなく、開けて食べた瞬間の味と色まで「その土地のもの」になる。これが「ご当地キャラメル」です。当社のOEM・バルク商品の一つとして承っています。
どんな事業者に向いているか
- 地方の銘菓メーカー様:看板商品の味をキャラメルとして再現し、既にお持ちの売り場の隣の棚に並べる横展開。新ブランドを立ち上げるより低リスクです。
- 道の駅・サービスエリア・観光施設の運営会社様:「ここにしかない土産」を自社商品として持つことで、仕入れ商品より利益構造が良くなります。
- 観光土産の卸・企画会社様:地域ごとの企画商品をシリーズ展開できます。
- 産地の生産者・物産団体様:特産のフルーツや味噌などをキャラメルに加工し、土産・贈答チャネルに乗せられます。
小ロット対応の意味 — 製造ロット=資材ロット
菓子のOEMで最初の壁になるのがロット数です。当社の18粒キャラメルは、製造ロット約6,500〜7,000個(400kg出来高)からお作りできます。このロット数は資材(パッケージ)のロットと揃えて設計しているため、「中身は作れるのに箱だけ大量に余る」というOEMにありがちな無駄が出ません。
小売価格300〜350円(税込)を想定した規格のため、観光地の「もう一品」の価格帯にそのまま収まります。
原料はお客様からのご支給が基本。1kg程度からお預かりします
「うちの特産品がキャラメルになるのか」というご相談をよくいただきます。原料の形態は、ジュレ、ピューレ、ジャム、ジュース、粉末など各種に対応しており、目安として1kg程度からお預かりして試作します。フルーツの酸味や発酵食品のコクなど、素材の個性を活かした味と色の設計が可能です。原料は基本的にお客様からのご支給をお願いしています。その土地の素材そのものを使うことが、ご当地キャラメルの核になるためです。
香料だけで味をつけることもできます
ご当地キャラメルでは実際の原料を配合するのが一般的ですが、香料のみで味を表現する方法も選べます。原料の確保が難しい場合や、季節限定の味を手早く試したい場合にご相談ください。どちらが向いているかは、狙う売り場と価格帯に合わせてご提案します。
味だけでなく“色”も再現できる理由
安部製菓のキャラメルは、真空釜でじっくり炊き上げるのが特徴です。真空釜で炊くと生地が白く仕上がるため着色の自由度が高く、素材そのものの色を活かせます。実際に、琥珀色・淡い黄緑・黄色など、素材に合わせた色で製造しています。味だけでなく見た目でも「その土地らしさ」を表現できます。


観光地の売り場では、手に取った瞬間の色の印象が、棚での目立ちやすさや記念性につながります。ご当地キャラメルは、味・色・パッケージの三つがそろって初めて「その土地の一品」になります。
ご当地素材をキャラメルにした実例
当社では、地域の素材を使ったキャラメルを自社商品としても製造しています。ご当地キャラメルOEMでは、これと同じ設計を貴社のブランドで行います。たとえば愛知の味噌キャラメルでは、岡崎の味噌メーカーカクキューの赤出し味噌を使っています。このように素材の産地や造り手がはっきりしていると、その情報がそのまま売り場での説明材料になります。


導入までの流れとリードタイム
初めてのご依頼と、二回目以降のご発注とで流れが変わります。
初回:概算のお見積 → 試作 → デザイン → 製造
- 概算のお見積:ご希望の味(ご支給いただく原料、または香料での味付け)と販売開始のご希望時期をうかがい、まず概算のお見積をお出しします。数量は規格として決まっているため、ご相談前にお決めいただく必要はありません。
- 試作:お見積にご納得いただけたら、ご支給いただいた原料で試作します。
- 味・色のご確認:試作品をご確認いただき、方向性を決めます。
- パッケージのデザイン:パッケージを製作する印刷会社でデザインを起こすことも、貴社でご用意いただいたデザインを版下フォーマットに合わせてご支給いただくことも可能です。当社側で起こす場合も、デザイン費を別途いただくことはありません。
- 製造・納品:仕様と資材が確定したら、資材の手配を経て製造・納品します。
初回は試作とデザインのやりとりの回数によって期間が変わるため、一律の日数はお約束していません。販売開始の時期が決まっている場合は、その日から逆算した進め方をご提案します。
二回目以降のご発注:約2ヶ月
デザインが決まっている商品のリピート発注では、ご発注から資材の手配・製造・納品まで約2ヶ月が目安です。
商品仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容量 | 18粒 |
| 想定小売価格 | 300〜350円(税込) |
| 入数 | 1ケース120個(10個入×12箱) |
| 製造ロット | 約6,500〜7,000個(400kg出来高)※資材ロットと同一 |
| 賞味期限 | 製造日より12ヶ月 |
| リードタイム | 約2ヶ月(デザイン確定後のご発注の場合。初回は概算見積・試作・デザインの期間が別途かかります) |
| 原料形態 | ジュレ、ピューレ、ジャム、ジュース、粉末など各種対応 |
よくある質問
Q1. 最小ロットはいくつですか?
約6,500〜7,000個(400kg出来高)です。資材ロットと製造ロットを揃えているため、余剰在庫が出にくい設計です。
Q2. 発注から納品までどのくらいかかりますか?
デザインが決まっている商品のリピート発注では、約2ヶ月が目安です。初回は概算のお見積・試作・パッケージデザインの工程が入るため、期間は案件によって変わります。販売開始のご希望時期をお知らせいただければ、そこから逆算した進め方をご提案します。
Q3. パッケージのデザインもお願いできますか?
可能です。パッケージを製作する印刷会社でデザインを起こすこともできますし、貴社でご用意いただいたデザインを版下フォーマットに合わせてご支給いただく形でも問題ありません。当社側で起こす場合も、デザイン費を別途いただくことはありません。
Q4. 原料は用意してもらえますか?
原料は基本的にお客様からのご支給をお願いしています(目安1kg程度から)。原料の確保が難しい場合は、香料のみで味をつける方法もご相談いただけます。
Q5. 賞味期限はどのくらいですか?
製造日より12ヶ月です。観光地の売店のように販売ペースが季節で変動する売り場でも扱いやすい設計です。
まずは味の再現性をお確かめください
ご当地キャラメルは、味と色の再現性が商品の生命線です。まずは貴社の素材・看板商品でどんなキャラメルになるか、お気軽にご相談ください。原料サンプルをもとに試作し、仕様とお見積をご提案いたします。
お問い合わせの際に ①ご検討中の素材(または香料での味付けをご希望か) ②販売開始のご希望時期 をご記入いただくと、初回のご返信で具体的なご提案ができます(数量は規格が決まっているためご指定は不要です)。